ハイキング同好会4月度活動

 

ハイキング同好会情報

「ボランティアガイドと巡る谷根千」実施報告

 

4月3日(水)「ボランティアガイドと巡る谷根千」を実施しました。

当日は曇り後雨の予報でしたが、朝10時にボランティアガイド2名が待つ日暮里駅にメンバー12名が集合、2グループに分かれて元気に出発!

出発してすぐにテレビドラマや映画で度々登場した「夕焼けだんだん」を下り、その先の

「谷中銀座商店街」に入りレトロな雰囲気を味わった後、明治維新で国事に殉じた人達の冥福の為に山岡鉄舟が建立した「全生庵」を参拝した後「大円寺」に向かいました。

そこには向拝が二つ並んだ珍しい本堂が有り、又その境内には錦絵開祖の「鈴木春信の碑」や永井荷風の「笠森お仙の碑」が有りました。

その後、現在は森鴎外記念館となっている「森鴎外旧居跡」や、山手線内側で開設されている唯一の自然緑地とされる「千駄木ふれあいの森」を見学しました。

ここまでの道中には数多くの寺院が点在し、そのほぼ全ての境内には立派な桜の木が有り、

タイミング良くほぼ満開となった花見を楽しむ事が出来ました。

中でも長明寺には立派な桜の大木があり、しだれ桜が咲き誇り、メンバー口をそろえて「玉蔵院の負けだね!」との声が上がりました。

 

 

そしていよいよ一次会の終点の「根津神社」に向かう頃ぽつぽつと雨が降り出し、傘の出番となりましたが、雨などなんのその歩きながら鼻歌まで出るほど楽しみながら歩き目的地に到着。

この神社は1706年に5代将軍綱吉が今に残る社殿を造営、国の重要文化財に指定されている立派な社殿を参拝しました。

この境内の西の丘には有名なツツジの名所が有りますが、今回は時期的にまだ早く、ぽつぽつといくつかの花が咲いている程度でした。

ここでボランティアガイドとは別れを告げ、最寄りの千駄木駅近くのうなぎ割烹で豪華な「松花堂弁当」を堪能し、一次会を終える事としました。

尚、予定していた二次会「谷中霊園の著名人墓碑巡り」は中止とし、次の機会に残す事としました。

食事会終了の中締めの後、女性陣は全員まだ話が尽きない様子でそこを二次会としたい様子でしたので、男性陣3名は話の邪魔にならないように先に帰路につきました。

いつもながら楽しい同好会活動となりました。次回も乞うご期待!

<追記>

翌日、ガイドさんからお礼の電話を頂き、「皆さん明るく元気な方ばかりで、気の合う仲間同士で活動されているのが羨ましい」との言葉(お世辞?)を頂き、「台東区にはまだ多くの魅力的なガイドコースが有るので是非またご利用下さい」とのお誘いも有り、ガイドウオーク第3弾も企画したいと思います。

 

                    アルバム写真 OB松村光展 文 大歳 明